救急科
東井 涼夏
INTERVIEW 09
迷ったときや自信がないときはすぐに上級医に相談することができます
現在までの経歴を教えてください。

東京都出身、筑波大学を卒業後に当院で初期研修を行いました。現在は、当院の救急科専攻医として後期研修を行っています。

専攻されている診療科とその診療科を志望した理由をお聞かせください。

救急科を専攻しています。もともと学生の時から全身をみることができる医師になりたいという思いがありました。初期研修で実際に救急医療に触れ、ERに運ばれてきた患者さんの症状や検査結果から原因を探っていく謎解きのような要素や、専門的な治療に繋ぐために全身を丁寧に整えていく過程が、私にとって非常におもしろく感じ救急科を志望しました。

専門研修先に太田記念病院を選んだ理由を教えてください。

初期研修を通じて、救急科の先生方だけでなく他科の先生方も含めて、高い指導力を非常に魅力的に感じていたので当院を選びました。

現在の診療科の雰囲気や特徴は?

上級医の先生方は、それぞれ個性は異なりますが、どの先生方も優しくあたたかい指導をしてくださいます。常に気にかけてくれていて、たわいもない話もたくさんしてくださいます。非常に忙しい日々ではありますが、看護師やコメディカルも含めてチームワークはとてもいいと感じます。また、軽症から超重症まで幅広く対応するER、重症患者の全身管理をするICU/HCUだけでなく、一般病棟では総合診療的な一面があったり、プレホスピタルにも取り組んでいるのが当院の救急科の特徴だと思います。

指導医の先生や看護師・コメディカルの方々とのコミュニケーションはいかがですか?

優しくあたたかいだけでなく、東毛地区の救急医療を担っているという誇りを持って仕事をしている方ばかりで、普段のちょっとしたコミュニケーションからも学ぶことがたくさんあります。

専攻医同士の交流はありますか?

医局で会ったときに話したり、時折食事に行ったりしています。各科の専門的なことに関していろいろ教えてもらうことも多いです。

研修の中で、大変だと感じること、苦労していることはありますか?

ERが混んだ時、重症患者が来た時、病棟で様々な問題が同時多発した時など、迅速に適切なマネジメントが必要な場面はいつも大変で、難しいなと感じます。ただ、迷ったときや自信がないときはすぐに上級医に相談することができますし、それを乗り越えて患者さんが良くなっていくのをみることができるととてもやりがいを感じます。このような研修で感じる大変さや苦労は、裏を返すと救急科の醍醐味であると感じます。

太田記念病院の研修

専攻医の数に対して症例数が圧倒的に多いことです。また、軽症から超重症まで、あらゆる症例に最初から触れることができます。

太田記念病院のどのようなところに働きやすさを感じますか?

すれ違う人同士であいさつが飛び交うような明るい雰囲気がとても魅力的だと思います。また、どの科の先生方も非常にフットワークが軽く指導熱心なので、小さなことでも相談しやすい点でも働きやすさを感じます。

当直体制について教えてください。

月に3〜5回当直をしています。現在は上級医の先生が一緒に当直してくれていて、直接指導して頂いています。

現在の1日の大まかな流れを教えてください。

7:45から救急科カンファレンスを行い、その後ICUカンファレンス、各チームごとのチームカンファレンスと朝回診を行います。日中はER、病棟業務を行い、16:30頃から夕回診があります。

休日の過ごし方を教えてください。

買い物やカラオケが好きなのでよく行きます。

今後のキャリアプランや目標を教えてください。

まずは専門医取得を目標としています。その後のサブスペシャリティなどは研修の中で芽生えた興味で決めようと思います。

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