小児科
堀 尚明
(2013年入職)
INTERVIEW01 今までの人生経験を診療に生かせる科だと感じています
これまでの経歴をおしえてください

1997年に慶應義塾大学医学部を卒業して、すぐ慶応大学病院小児科に入局しました。
関連病院や大学病院での勤務を経て、2013年4月から当院で勤務しています。現在は小児科部長を務めております。

なぜ小児科を選んだかというと、もともと内科系に興味があったということもありますが、今までの人生経験を診療に生かせる科だということが大きいですね。
たとえば夜尿や思春期の悩みなど、患者さんの身になって考えられるのはメリットだと思います。

当院を選んだ決め手はなんですか?

以前より地域の基幹病院として症例が豊富で、さまざまな経験ができると聞いていました。
くわえて、前院長の佐藤吉壮先生が小児感染症の大家で、ぜひ一緒に働いてみたいと思ったのが入職の決め手です。

太田記念病院の魅力

新しくてきれいな病院です。
職員、とくに事務の方々のやる気・病院愛もすばらしく、たいへん働きやすい環境ですね。

地域の基幹病院であり、「最後の砦」であるということも、 医師としての責任とやりがいを実感できる部分です。

小児科の特色は?

太田市(人口22万)の中で、唯一の小児患者入院施設です。
小児の夜間救急も行っていますし、NICU(新生児集中治療室)もあり、在胎28週以降の未熟児に対応しています。
院内、院外から「さすが」と言われるような医療を実践すべく、日々精進しております。

当院の小児科では、一般的な感染症などの急性期疾患はもちろん、大学病院で見かけるような疾患も経験します。
たとえば、Hb 2.2 g/dLの先天性赤芽球癆の4か月児と血清K2.0のGitelman症候群の12歳が同時期に入院していたこともありました。

他の医師・スタッフとの連携や人間関係はどうですか?

小児科内では報告、連絡、相談をしやすい雰囲気をつくるようにしています。
また、他科の医師にも電話や総合医局内で直接、気軽に相談できる環境ですね。
病棟では毎日カンファレンスを行って病棟スタッフとの連携を図っています。

どんなときにやりがいを感じますか?

それはやはり、自分が介入したことで患者さんが元気になったときです。
それから、原因不明で紹介されてきた患者さんに対して、臨床的な診断もしくは分子遺伝学的手法で確定診断をつけることができ、今後の道筋を示せたときにも大きなやりがいを感じます。

どんな医師と一緒に働きたいですか?

まずはあいさつ、返事がきちんとできる人。その上で、何事にも興味を持つことができる、知的好奇心が旺盛な人と一緒に働きたいですね。

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